イラスト:人々が抱く生成AIの抽象的なイメージ:人々が見上げる輝く脳がある
生成AIは、いまや私の創作を支えてくれる心強い相棒だ。
作品制作の中で、任せられる部分は積極的にAIに任せることで、
制作の流れは格段にスムーズになった。
これは怠慢でも、逃げでもない。
技術の進歩を、創作者として正しく活用しているだけだと私は考えている。
実際、現在の私の制作はAIの助力なしには成り立たない。
その事実を隠すことなく、PIXTAに作品を公開する際には
一貫して「AI作成」と明記してきた。
私はPIXTAにおいて、「専属クリエイター」にも登録していた。
多くの時間と経費を投じ、作品を積み重ね、
PIXTAというプラットフォームに対して一定の信頼を寄せていたからだ。
専属である以上、他のストックサービスには出せない。
その制約も理解した上で受け入れた。
それは、クリエイターとしての覚悟を示す選択でもあった。
ところが2025年12月、
PIXTAは何の前触れもなく、AI制作物を通常検索から除外した。
説明はない。
猶予もない。
ただ一方的に、である。
これはひどい話だ。
専属クリエイターは他のストックサービスに作品を出せない。
しかも専属を辞すには3か月を要する。
つまりPIXTAの一存で、今日から収益の道が閉ざされる。
これはもはや「ルール変更」ではない。
兵糧攻めだ。
クリエイターの生活や、積み重ねてきた努力を
どう考えているのか。
怒りを通り越して、呆れすら覚える。
もちろん、主戦場をAdobe Stockなどへ移すことは可能だ。
PIXTAに固執する理由はない。
しかし問題は、
PIXTAが日本のデジタル素材市場において
大手であり、長い歴史と大きな影響力を持つ企業だという点にある。
そんな企業が、
時代の流れを無視するかのように
AI生成物を一方的に排斥する姿勢を取った。
その事実に、私は深い失望を覚えた。
AI生成物の扱いには、確かに議論の余地がある。
品質の問題
著作権の問題
倫理の問題
課題が多いことは、私も理解している。
だからこそ必要だったのは、
透明性のある説明と、クリエイターとの対話ではなかったか。
突然の締め出しは、あまりにも乱暴で、
あまりにも誠意に欠けている。
AIは、創作の敵ではない。
むしろ創作の幅を広げ、
クリエイターの可能性を押し上げる存在だ。
それを理解しようとせず、
「排除」という最も安易な選択をしたPIXTAの姿勢に、
私は創作の未来への不安を感じずにはいられない。
時代は変わる。
技術も変わる。
クリエイターも変わる。
それでも変わらないのは、
創作に向き合う人間の情熱だ。